「PayPayを使っているけど、もっとお得に利用できないかな?」
「ワイモバイルとPayPayを連携させたら、さらにお得になるキャンペーンがあるって本当?」
PayPayとワイモバイルを連携させておくとさまざまな恩恵が受けられますが、具体的な連携方法がわからない方が多いでしょう。
PayPayアプリはソフトバンクとヤフーが作り上げた、PayPay株式会社が運営しているQRコード決済アプリのことです。
いわゆるソフトバンクグループが提供しているQRコード決済アプリで、同グループが提供している格安SIMサービスのワイモバイルと連携させられます。
PayPayアプリとワイモバイルを連携させる方法は、以下の通りです。
- PayPayアプリを起動
- 外部サービス連携をタップ
- 残高チャージの準備
本記事ではPayPayアカウントの連携に興味がある方に向けてPayPayを連携させるメリット・デメリットについても解説しています。
PayPayアプリとワイモバイルを連携することのメリット・デメリットが気になるといった方も、ぜひご一読ください。
PayPayアプリとの連携手順
PayPayアプリとワイモバイルを連携させる手順は以下の通りです。
1.PayPayアプリを起動
PayPayアプリはソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOのスマホと連携が可能です。
それらのスマホを利用している方は、これから紹介していく方法でPayPayアプリとの連携ができます。
まずはPayPayアプリを起動してください。
まだPayPayアプリをインストールしていない方は、インストールするところから始めましょう。
インストールが完了して初期設定を完了させたら、PayPayアプリのホーム画面の右下にある「アカウント」をタップしてください。
2.外部サービス連携をタップ
「アカウント」をタップしたら「外部サービス連携」をタップしてください。
すると画面が切り替わり、「ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO」と記載されているところが「未連携」となっています。
そのボタンをタップして同意時効を確認した上で、「上記に同意して連携する」をタップしましょう。
連携時に、特別複雑な設定を行うことはありません。
3.残高チャージの設定
最後に「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」の残高チャージ設定に進みます。
「設定に進む」ボタンをタップして、「ワイモバイルまとめて支払いによる残高チャージ」に設定しましょう。
その設定にしておくことで、PayPay内でチャージした金額がスマホ料金とまとめて請求されるようになります。
表示されている電話番号が正しいものかよく確認した上で「設定する」をタップすれば連携完了です。
PayPayアプリとワイモバイルを連携するメリット
PayPayアプリとワイモバイルを連携する前に、どういったメリットやデメリットがあるのか知っておきたいという方が多いでしょう。
まずはPayPayアプリとワイモバイルを連携するメリットについて解説していきます。
PayPayアプリとワイモバイルを連携するメリットとして以下のものがあげられます。
PayPayポイントがもらえる新規契約キャンペーンが適用される
ワイモバイルユーザーは、ワイモバイルのオンラインストアで対象のスマホ機種を購入すると3,300円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
PayPayポイントがもらえるといってもPayPayを連携させておかないとPayPayポイントを使用することができません。
新規契約した場合は7,000円相当のPayPayポイントをもらうこともできるため、なるべく押さえておきたいキャンペーンです。
ワイモバイルの契約に際してスマホ端末を買い替えたい方は、PayPayポイントをもらったらPayPayの連携を視野に入れておきましょう。
「どこでももらえる特典」が利用できる
ワイモバイルでは「どこでももらえる特典」というキャンペーンがあります。
かつては対象期間中にPayPayの支払いで最大20%が戻ってくる仕組みで上限3,000円相当まで還元されていました。
そのキャンペーンが「新どこでももらえる特典」に変わり、上限6,000円相当まで還元されるようになっています。
以前よりもお得になっているため、エントリーを忘れないように注意しましょう。
また、クレジットカードの支払いは対象外で、PayPayカード・ヤフーカードのみ適用されるということも押さえておいたほうがよいです。
無条件でPayPayの還元率が高くなる
PayPayアプリとワイモバイルを連携しておくと無条件でPayPayの還元率が高くなります。
まずワイモバイルに契約すると「Yahoo!プレミアム」の会員に無料でなれます。
通常なら550円毎月かかってしまいますが、ワイモバイルを利用しているユーザーならそのコストが必要ありません。
そして、Yahoo!プレミアム会員がPayPayを利用すると、別途キャンペーンが適用されてPayPayの還元率が高くなることが多いです。
常に還元率が高くなるわけではありませんが、定期的に還元率が高くなる時期があります。
少しでもお得に買い物をしたい方は押さえておきましょう。
PayPayでワイモバイルの料金が払えてポイントの二重取りが可能
ワイモバイルの毎月の料金はPayPayでも支払うことが可能で、PayPayで支払うことでポイントの二重取りもできます。
まずPayPayで買い物をすると支払った金額に応じてPayPayポイントが貯まります。
またワイモバイルの毎月の利用料金に応じてソフトバンクポイントが貯まるため、PayPayでスマホ料金を払うとポイントを同時に貯められます。
ポイントはいかにして二重取り、三重取りできるか考えてみてください。
PayPayモールがお得に利用できる
ソフトバンク・ワイモバイル会員はPayPayモールやYahoo!ショッピングの還元率が約20%ほどに設定されています。
会員でそれらのサービスで買い物をするだけでかなりのポイントを還元してもらうことが可能です。
それだけでなく、PayPay払いを利用するとPayPayポイントも総額1%付与されます。
先ほど触れましたが、そこでもポイントの二重取りができるため、PayPayモールを普段から利用する方も連携を検討してみてください。
PayPayアプリとワイモバイルを連携するデメリット
一方で、PayPayアプリとワイモバイルを契約するデメリットとして以下のものがあげられます。
PayPayを普段から使わないと恩恵が受けられない
PayPayアプリとワイモバイルは普段からPayPayを利用しないと恩恵が受けられません。
先ほど紹介したPayPayアプリとワイモバイルの連携のメリットを踏まえると、メリットの大部分はPayPayポイントに関わってきます。
そのため、PayPayポイントを利用しない生活をしているなら不要なものとなってしまうでしょう。
ただ、普段利用しているポイントからいきなりPayPayポイントに乗り換えてしまうのも手間になってしまうため、無理にポイントの乗り換えをしないほうがよいです。
ワイモバイルよりも安い格安SIMサービスがある
そもそもワイモバイルよりも安い格安SIMサービスがあるため、料金面以外の目的があってワイモバイルを契約したほうがよいです。
人気の格安SIMサービス3社との料金面の違いを以下の表にまとめて比べてみました。
格安SIM | スマホ料金 | 通話料金 |
---|---|---|
ワイモバイル | ・Sプラン(3GB):2,178円(2回線目以降:990円) ・Mプラン(15GB):3,278円(2回線目以降:2,090円) ・Lプラン(25GB):4,158円(2回線目以降:2,970円) |
・だれとでも定額:770円(10分かけ放題) ・スーパーだれとでも定額:1,870円(24時間かけ放題) |
LINEMO | ・ミニプラン(3GB):990円 ・スマホプラン(20GB):2,728円 |
・ギガプラン:550円/GB ・通話準定額:0円/月(1回あたり5分まで) ・通話定額:1,100円/月(時間無制限) |
楽天モバイル | ・1~3GB:1,078円 ・3~20GB:2,178円 ・データ無制限:3,278円 |
・Rakuten Linkアプリ:通話無料 ・OS標準の電話アプリ:30秒/22円 ・10分通話かけ放題:1,100円/月 |
UQモバイル | ・くりこしプランS +5G:1,628円(3GB) ・くりこしプランM +5G:2,728円(15GB) ・くりこしプランL +5G:3,828円(25GB) |
・通話パック:550円/月(最大毎月60分) ・かけ放題:770円/月(1回あたり10分まで) ・かけ放題(24時間いつでも):1,870円(24時間いつでも通話可) |
ワイモバイルは3GBで2,000円程度かかるのに対し、LINEMOや楽天モバイルは1,000円程度で済ませられます。
UQモバイルでも2,000円以内で契約することが可能です。
ポイントのお得さで埋められる金額差にならない可能性が高いため、他の格安SIMサービスのことも踏まえてワイモバイルでよいか考えてみてください。
PayPayアプリとワイモバイルを連携する際の注意点
PayPayアプリとワイモバイルを連携するメリット・デメリットについて解説しましたが、それ以外にもいくつか押さえておいたほうがよい注意点があります。
PayPayアプリとワイモバイルを連携する際の注意点として以下のものがあげられます。
ワイモバイルからPayPayチャージできる上限は10万円まで
ワイモバイルからPayPayチャージできる上限は最大10万円までに設定されています。
毎回入金するのは面倒だと感じる方もいるかもしれません。
しかし、10万円分までしかチャージできないため、ある程度金額が大きくなってくるのであれば何回かに分けて入金しましょう。
また、1度に10万円までしかチャージできないとなると10万円以上の単価の買い物がPayPayでの決済でできなくなってしまいます。
10万円以上の単価の買い物はクレジットカードなどを普通に利用してみてください。
一定期間利用がないと連携が自動で解除される
一定期間利用がない場合は、ワイモバイルの連携がPayPay上で自動で解除されます。
普段からPayPayを使っているなら勝手に解除されることもありません。
しかし、放置していると連携が勝手に解除されてしまうとなると久々にPayPayを利用した場合に決済がうまくできていないこともあります。
PayPayの利用頻度があまり多くないのであれば、無理にワイモバイルを連携させなくてもよいと言えるでしょう。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの利用を制限していたことを忘れていることがある
ソフトバンク・ワイモバイルのまとめて支払いの利用を制限したまま忘れていることがあります。
もし利用制限をかけていることを忘れていると、PayPayを介して決済しようとしても決済が通りません。
もし決済がうまくできない場合は、利用制限がかかっていないか確認してみてください。
勝手に利用制限されることはないため、PayPayを利用する際に自分で利用制限をかけないように注意すれば問題ありません。
PayPayポイントを賢く貯めるコツ
PayPayポイントを効率的に活用する目的でPayPayアプリとワイモバイルを連携したいと考えている方も少なくありません。
そういった方に向けて、PayPayポイントを賢く貯めるコツについても紹介していきます。
PayPayポイントを賢く貯めるコツとして以下のものがあげられます。
普段の支払いをできるだけPayPayにする
普段の支払いをPayPayのみにすればポイントが貯まりやすくなります。
なかなか固定費まですべてPayPayにするのは難しいですが、大半のキャッシュレス決済できるものはPayPay払いで済ませることが可能です。
普段の買い物の状況を振り返ってみて、まだPayPayで決済できる部分があればPayPayでの決済に切り替えてみましょう。
ただ、決済を1箇所にまとめすぎると利用上限額にひっかかってしまう可能性があるため、その点を注意して決済方法を自分で目的別に分けておいたほうがよいです。
店舗やオンラインショップのPayPayキャンペーンを適用させる
PayPayで実施しているキャンペーンを適用させればポイントを効果的に貯めることが可能です。
特定の店舗などでの、PayPay還元キャンペーンが実施されていることが多いです。
普段自分が通う店舗がキャンペーンの対象になっていたら、見逃さないように注視しておきましょう。
よりポイントを貯めに行くならポイントのために、新しい店舗に足を運んでみてください。
PayPayカードを申し込んだ翌月の末日までに3回利用すると新規入会特典がもらえる
PayPayカードには新規申し込みキャンペーンがあり、カードを申し込んだ翌月の末日までに3回利用すると新規入会特典がもらえます。
特典の内容としては2,000PayPayポイントが入会するだけで付与され、2カ月目の末日までに3回利用すると追加で5,000ポイント付与されます。
PayPayカードを発行して積極的に使っていくだけで、7,000PayPayポイントが手元に入ってくるのはかなり大きいです。
キャンペーン適用に特別複雑な適用条件が設けられているわけではないため、誰でも気軽にPayPayカードを発行してみてください。
PayPayアプリとワイモバイルの連携にまつわるQ&A
PayPayアプリとワイモバイルの連携についてさまざまな疑問を抱えているユーザーは多いです。
インターネット上には、さまざまな質問が投稿されています。
今回はその中でも特に質問されることの多いものをあらかじめ確認しましょう。
ワイモバイルのチャージPASSとPayPayはどっちのほうがよい?
ワイモバイルにはチャージPASSというVisaの電子プリペイドカードがあります。
PayPayがUQコード決済であるのに対し、チャージPASSはApple Pay・iDを使ったタッチ決済で支払いが可能です。
中にはチャージPASSの利用を検討している方も多いですが、PayPayを活用することをおすすめします。
チャージPASSよりもPayPayのほうが圧倒的に知名度が高いです。
知名度が高くなってくるとあらゆる事業がPayPayにまつわるキャンペーンを実施し始めるようになるため、PayPayを利用したほうがポイントが獲得しやすくなります。
また、iD決済などのタッチ決済はチェーン店では使えるところが多くても、個人経営の店舗では使えないところがほとんどです。
PayPayなら個人経営の店舗でも導入コストが低くて設置しやすいため、PayPayのほうが決済できる店舗の幅が広いです。
PayPayとワイモバイルの連携解除のやり方は?
PayPayとワイモバイルの連携解除の方法は以下の手順の通りです。
- PayPayアプリの右下のアカウントをタップ
- 外部サービス連携で「解除する」をタップ
- 「連携を解除する」をタップ
連携解除の手順は基本的に連携時のやり方と変わりません。
同じ流れで連携解除ができるということを押さえておいてください。
わざわざ電話や申し込みなどで連携解除を行う必要がないので気軽に連携解除しやすいです。
PayPayあと払いの利用方法は?
PayPayあと払いを利用する際には、利用申し込みを進める必要があります。
PayPayあと払いの利用の流れは以下の通りです。
- 残高払いのボタンをワイプする
- 氏名・生年月日などの情報を入力する
- 運転免許証の情報を登録する(運転免許証を持っている)
- 精算に利用する口座情報を登録する
上記の流れに沿ってPayPayアプリ上から利用登録を済ませましょう。
登録可能な口座情報については、引き落としに利用できる金融機関の一覧を事前にチェックしておいたほうがよいです。
他社回線からワイモバイルに乗り換えた際のPayPayの特典は?
他社回線からワイモバイルに乗り換えた場合、最大23,000円相当のPayPayポイントがもらえます。
先ほど紹介した新どこでももらえる特典で6,000ポイントまでポイントバックしてもらうことが可能です。
そして、SIM契約特典でワイモバイルのシンプルMあるいはシンプルLを契約すると10,000ポイントまでもらえます。
さらに、申込月の3カ月後の1カ月で利用金額に応じて最大20%還元されて7,000ポイントまで還元されます。
買い物した金額に応じてポイントバックされるポイントの量が変わることを考えると、できるだけ積極的に買い物をしていきたいですね。
メリット・デメリット両方を踏まえてPayPayアプリとワイモバイルを連携させよう!
PayPayアプリはワイモバイルと連携することで、さらに効率よくPayPayポイントが獲得できるようになります。
もらえるポイントが増えてくれば、それだけ普段の買い物をよりお得に楽しむことが可能です。
ただ、メリットばかりではなくデメリットもあることを押さえた上でPayPayアプリとワイモバイルを連携させる必要があります。
PayPayを普段から使っている方やワイモバイルの契約を検討している方は、PayPayアプリとワイモバイルの連携を検討してみてください。
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